2018年2月9日
JALが百戦錬磨と提携
2018年2月8日、日本航空(JAL)は大手民泊仲介業者の株式会社百戦錬磨(本社・宮城県仙台市、以下「百戦錬磨」)との業務提携を発表しました。百戦錬磨はこれまで民泊予約サイトの「STAY JAPAN(ステイジャパン)」で合法民泊のみを取り扱ってきました。百戦錬磨のノウハウを高く評価したJALは資本参加しており、数億円単位の出資を2017年末に完了しています。JALの出資比率は数パーセントです。今後、JAL執行役員(本田俊介氏)が百戦錬磨の社外取締役に派遣される予定です。
最初の提携事業として、両社は鹿児島県奄美地方の空き家・歴史的建造物・古民家の活用を進めていきます。自治体とも連携をしながら、JALの往復航空券と百戦錬磨の民泊プランを組み合わせた商品開発が予定されています。今後両社は、有望な観光資源(文化財、自然資源)を持っているにもかかわらず、宿泊インフラが整備されていない地域を選定して、グリーンツーリズムと地域活性化を推進していきます。
百戦錬磨は大阪市内でも南海電鉄と提携して外国人観光客をターゲットにしたゲストハウス「BON HOSTEL(ボンホステル)」を運営するなど、全国で積極的な事業展開をしています。