2018年2月6日
戸建て住宅の消防設備に関する細かい規定
戸建て住宅で合法民泊を経営するためにも、
・自動火災報知機
・誘導灯
・消火器
の要件を満たす必要があります。今回は、戸建て住宅の細かい規定を見ていきたいと思います。不明点があれば所轄の消防署に相談すると丁寧に教えてもらえます。
〇戸建て住宅の場合
・自動火災報知機
設置することが原則です。ただし、①かつ②の場合は、「住宅用火災警報器」を設置すればOKです。
①民泊部分が戸建て住宅の半分未満の場合
②民泊部分の床面積が50㎡未満の場合
自動火災報知機は火災を感知すると建物全体に警報音を鳴らします。既存の建物であっても無線方式で導入すれば設置費用を抑えることが可能です。
住宅用火災報知器の場合は火災を探知した端末単体で警報音を出すだけです。一般的な住宅であれば、住宅用火災報知機は既に設置されています。
・誘導灯
設置することが原則です。
一定の条件を満たすと設置が不要になります。
・消火器
①または②の場合に設置が義務付けられています。
①民泊部分が建物の半分を超える場合
⇒建物全体の延べ面積が150㎡以上の場合は設置義務あり
②民泊部分が建物の半分以下の場合
⇒民泊部分の床面積が150㎡以上の場合は設置義務あり