2018年2月8日
日本ファームステイ協会設立について
2018年2月7日、農林水産省が掲げる「農泊(のうはく)」と「ファームステイ」を営む事業者を支援するため一般社団法人日本ファームステイ協会(所在地・東京都千代田区、以下「JPCSA」)が設立されました。JPCSAは「Japan Countryside Stay Association」の略です。農泊とは、田舎で一次産業を体験したり、古民家で宿泊体験をすることを言います。
初代会長理事には平井伸治鳥取県知事が就任しました。JAグループの関連組織(農協観光、全国農協観光協会)、民泊仲介業者の百戦錬磨、時事通信社が設立発起人に加わっています。
既存の旅館・ホテルとは競合しない異なる需要を開拓しながら、2020年までに全国に500の農泊地域創出を目指します。また、農山漁村の所得向上や地域活性化につながるように活動をしていきます。日本政府としても、国内外から観光客が農泊を訪れることで、農村地域に雇用が生れることを期待しています。
2018年中は、JPCSAは農泊事業者と銀行を含む支援事業者とのマッチングサービスを重点的に展開していく方針です。将来的には農泊の品質評価制度の創設、農泊事業の人材育成に取り組みます。